紅葉の郷だより6月号より 〜施設長のコラム〜

 夏も近づく八十八夜♪の歌が聞こえてきそうな季節になりました。また暑い夏がやってきますが、元気で乗り切りましょう。
 さて、私ごとで恐縮ですが、高校生の頃からフォークソングが大好きで、いつもギターを抱えてへたくそながら唄っていました。紅葉の郷でも、機会がある度に皆様の迷惑を顧みず?少々音程がはずれていても色々な歌を披露させていただいています。最近は選曲にも変化がでてきて、美空ひばりさんの「川の流れのように」とか「愛燦燦(あいさんさん)」とかを唄うことが多くなってきたことに気付きました。理由は明白で、歳を経ていくうちにその歌詞の素晴らしさに共感できるようになってきたからです。「知らず知らず歩いてきた 細く長いこの道 振り返ればはるか遠く 故郷が見える」や「人生って嬉しいものですね」という歌詞に感動すら覚えます。昔、玉置宏さんという司会者の「歌は世につれ、世は歌につれ」という名セリフで始まる歌番組がありましたが、「歌は歳につれ」です。
 紅葉の郷では毎月のようにボランティアの方にコンサートを催していただいておりますが、懐かしい歌を口ずさみながら涙を流されている光景を見かけます。決して上手ではありませんが、皆さんの魂に語りかけられるよう、これからも一緒に歌っていければと思っています。

今月開く言葉
「若い時我々は学び 歳をとって我々は理解する」
                  〜エッシェン バッハ〜