もみじの郷だより11月号より 〜職員のコラム〜

 紅葉の郷に入職して、早11年になりました。現在、機能訓練を担当しています。それまでの20年間、病院の看護師だった私にとって紅葉の郷は「高齢者の方が集団で暮らされている中に、看護師が必要とされている病院以外の世界があった」というのが1年目の感想でした。病院での終末は、精一杯病気と闘いながら、最期を迎えるという方がたくさんいらっしゃいました。もう少し、安らかに最期を迎えていただくことはできないのだろうか?そう思って就職したのが紅葉の郷でした。その人の終末まで寄り添っていける紅葉の郷は、私にとって何より魅力的でした。機能訓練士として7年目になります。
 機能訓練って何ができるの?とお考えでしょうが日常生活の中で、介護職はもちろんのこと、職員すべてがそれぞれのご利用者の機能を落とさないように関わることが求められています。そのための計画書を作成するのが私の重要な仕事になります。多くのご利用者に関わっていくことは、とても大変なことですが、「○○さん、おはようございます」と笑顔で話しかけ、ひとりひとりの想いを受け止めること。これがご利用者に元気になっていただくためのキーワードのように思います。
                          機能訓練士 世良 民子